【図解】年齢の数え方「満年齢」と「数え年」|歳をとるのはいつ?

年齢の数え方 年齢の数え方には、大きく分けると「満年齢」と「数え年」があります。 日本では一般的に「満年齢」が使われており、「数え年」は厄年や七五三、賀の祝い、享年の数え方など、特別な場合に使われています。 満年齢 満年齢とは、生まれた日を0歳としてその後一年間を満了する度に1歳ずつ増える数え方です。 「何歳ですか?」と聞かれたら現時点での年齢を答えると思いますが、通常はそれが「満年齢」です。 満年齢は、一部の国を除いて国際的にも一般的な年齢の数え方です。 満年齢 :フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 ただし、満年齢は法律上では誕生日の前日に年齢が加算されます。 生まれた日から一年間が満了するのは、翌年の誕生日の前日という考え方からです。 ちょっと違和感があるかもしれませんが、 こちら の記事がとてもわかりやすく説明してくださっていますので、是非ご覧ください。 数え年 一方、「数え年」とは、生まれた時点を1歳として年明けの元日に1歳を加える数え方です。 例えば、今年既に誕生日を迎えている人は、現時点の年齢(満年齢)に1歳をプラスした年齢が数え年になります。 今年まだ誕生日を迎えていない人は、現時点の年齢(満年齢)に2歳をプラスした年齢が数え年になります。 数え年 :フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 数え年は以下のような特別な場合に用いられる数え方です。 七五三 七五三は、子供の健やかな成長を祈願して行われる日本の年中行事です。 最近では満年齢で祝われることもあるそうですが、本来は「数え年」の3歳、5歳、7歳の年に行われてきた伝統的な行事です。 七五三 :フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 賀の祝い 古稀(70歳)や喜寿(77歳)、米寿(88歳)、白寿(99歳)などの賀の祝いも、本来は「数え年」で行われてきました。 こちらも現在では満年齢で祝われていることも多いようです。 ただし、還暦だけは「生まれた年と同じ干支に還る」という意味があるので、満年齢の60歳、または数え年の61歳の年に祝われています。 賀の祝い :フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 厄年 厄年は今でも「数え年」とされていますね。 満年齢を使うことはほとんどないと思います。 厄年 :フリー百科事典『ウィキペディア(Wikip