【図解】曜日の順序|七曜とは?曜日が日本に伝わったのはいつ?

七曜

七曜とは、太陽と月と5つの惑星(水星・金星・火星・木星・土星)を合わせたものであり、七曜星とも言います。

日本では、一週間を「月曜日・火曜日・水曜日・木曜日・金曜日・土曜日・日曜日」という名称で表しますが、この曜日は七曜が基になっています。

下の図は、カルディアンオーダーに従って左下から円形に土星、木星、火星、太陽、金星、水星、月という順序で各天体を並べた図です。

図のように、7つの点を星型に結んでいくと現在の曜日の順序になります。


曜日

曜日の順序

曜日が現在のような順序になった経緯は不明とされていますが、一説にはプラネタリーアワーという概念によって説明することができると言われています。

詳しくは以下の記事をご覧ください。

【図解】曜日の順序の一説「プラネタリー・アワー」とは?


曜日が日本へ伝わったのはいつ?

曜日が日本へ伝わったのは平安時代であり、弘法大師空海らが唐から持ち帰った宿曜経(文殊師利菩薩及諸仙所説吉凶時日善悪宿曜経)によってもたらされたと言われています。

宿曜経が伝えられてまもなく具注暦に曜日が記載されるようになりましたが、大衆の間で曜日が一般的になったのは、明治の改暦で太陰太陽暦(天保暦)からグレゴリオ暦に変わってからです。

宿曜経には占星術の一種が含まれており、これが現在人気の占いの一つである宿曜占星術となっています。

密教系の占星術では七曜に羅睺と計都を加えた九曜も用いられます。

羅睺(ラーフ)と計都(ケートゥ)は月の交点であり日食や月食に関係します。

インド占星術でもこの9つの天体を神格化した九曜が用いられています。


一週間の歌《ロシア民謡》

ロシア民謡の「一週間」を久しぶりに聴きました。

誰もが一度は聴いたことのある曲ではないでしょうか。

ロシアの哀愁漂う曲調が懐かしいですね。



関連記事

【図解】生まれ日の曜日がわかる!あなたは何曜日生まれ?《リンク集》


【図解】土曜日のプラネタリーアワー|土曜日の日の出から「土星の時間」が始まる!?


【図解】木曜日のプラネタリーアワー|木曜日の日の出から「木星の時間」が始まる!?


【図解】火曜日のプラネタリーアワー|火曜日の日の出から「火星の時間」が始まる!?


【図解】日曜日のプラネタリーアワー|日曜日の日の出から「太陽の時間」が始まる!?


【図解】金曜日のプラネタリーアワー|金曜日の日の出から「金星の時間」が始まる!?


【図解】水曜日のプラネタリーアワー|水曜日の日の出から「水星の時間」が始まる!?


【図解】月曜日のプラネタリーアワー|月曜日の日の出から「月の時間」が始まる!?


あなたの生まれ年の暦|新暦と旧暦の対応《リンク集》


このブログでは、暦と占いに関する記事を投稿しています。

ご興味のある方は、記事下のラベルまたはサイドバーのリンク等から関連記事をご覧いただければ幸いです。

すべての記事はこちらです。


最後までお読みいただきまして、どうもありがとうございました。

今日も良い一日をお過ごしください。

◎ 人気記事ランキング トップ10 ◎

【図解】西暦から年の「干支」を求める、その計算方法とは?

【図解】宿曜占星術「本命宿」を求める方法《月宿傍通暦》

【図解】宿曜28宿|曜日と日支でわかる!|二十八宿の求め方とは?

【図解】生まれ年の干支は、「西暦の下一桁」でわかる!

【図解】宿曜占星術|あなたは七曜陵逼生まれ?《凌犯期間》

【図解】太陰暦|2025年のラマダン月はいつ?《暦を描く》

1970年(昭和45年)の毎日の干支《四柱推命用》

【図解】太陰暦|2026年のラマダン月はいつ?《暦を描く》

2025年|昴宿生まれの六害宿はいつ?《宿曜占星術》

1972年(昭和47年)の毎日の干支《四柱推命用》