【図解】新暦と旧暦の対応|旧暦の誕生日とは?《宿曜占星術》

旧暦の誕生日

旧暦の誕生日とは、「新暦の生年月日を旧暦に換算した日付」のことです。

この日付がわかると、あなたの生まれた日のおおよその月の形がわかります。

🌑🌒🌓🌔🌕🌖🌗🌘

宿曜占星術は、旧暦(太陰太陽暦)を基にした占いです。

そのため、本命宿から逆算して「旧暦の誕生日」を求めることができます。


旧暦の誕生日は何月?

こちらの記事のリンク先では、本命宿ごとの「旧暦の誕生日」を記載しました。

例えば、本命宿が「亢宿」なら、以下の日付のいずれかが「旧暦の誕生日」になるということが記載されています。

  • 旧暦1月18日(亢宿)
  • 旧暦2月16日(亢宿)
  • 旧暦3月14日(亢宿)
  • 旧暦4月12日(亢宿)
  • 旧暦5月10日(亢宿)
  • 旧暦6月8日(亢宿)
  • 旧暦7月5日(亢宿)
  • 旧暦8月2日(亢宿)
  • 旧暦8月29日(亢宿)
  • 旧暦9月27日(亢宿)
  • 旧暦10月25日(亢宿)
  • 旧暦11月22日(亢宿)
  • 旧暦12月20日(亢宿)

※閏月の場合もあります。


しかし、こちらの記事のリンク先の説明だけでは、記載された日付の中からご自分の「旧暦の誕生日」を見つけることができないということもあり得るかと思います。

旧暦には閏月があるのでやっぱりちょっと難しいですよね。

少し投げやりな記事を書いてしまったかなと反省しました。

なので、あなたの生まれた年の「新暦と旧暦の対応」を図解することにしました。



上の図は、1940年の暦を図解したものです。

例えば、本命宿が「亢宿」で生まれた年が1940年(昭和15年)だとしたら、この図をみることによって、上記のどの日付が「旧暦の誕生日」にあたるのかがわかると思います。

1940年1月1日生まれの人は「亢宿」なのですが、上の図のグレゴリオ暦の1月のはじまりの部分を見ると旧暦11月になっていますね。

よって、上記の日付の中から旧暦11月22日が「旧暦の誕生日」だということがお分かりいただけると思います。

このようにして、各年の「新暦と旧暦の対応」を図解した記事を公開していきたいと思います。

ご興味のある方は、今後の更新も是非チェックしていただければ嬉しいです。


旧暦時代の年齢の数え方

旧暦時代の年齢の数え方は「数え年」でした。

数え年なので、年明けにみんなで一斉に年を取るとされていました。

その理由の一つは、暦が太陰太陽暦(旧暦)だったためです。

人は一年「一太陽年(約365.2422日)」ごとに1歳ずつ年を取るとされています。

しかし、旧暦の誕生日から翌年の同じ日付までは一太陽年ではありません。

なので、いつお誕生日のお祝いをしたらよいのかわからないですよね。

一太陽年後でなくても、同じ日付にお祝いをしたいと思うかもしれませんが、旧暦には閏月があるため、閏月に生まれると同じ月の閏月はなかなかやってきません。

たとえ閏月でない同じ月で誕生日をするとしても、実際はひと月違いに生まれた人と同じ誕生日ということにもなってしまいます。

さらに、旧暦の月は大の月と小の月が定まっていないので、30日生まれの人は翌年以降に30日があったりなかったりが不規則です。

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新暦(グレゴリオ暦)は太陽暦なので、翌年の同じ日付はほぼ一太陽年後にあたります。

こちらの記事でもお分かりのように、2月以外の月の日数は固定されてますよね。

閏年の2月29日生まれの人はお誕生日がほぼ4年に1度ですが、その時は盛大に祝ってもらえて嬉しいとか特別感があって嬉しいというお話も聞きますね。

でもやっぱりちょっとさみしいお気持ちもあるのではないでしょうか。

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もしも旧暦時代も翌年以降の毎年同じ日付で誕生日を祝うとなると、閏月生まれの人や30日生まれの人は同じ気持ちになっていたかもしれませんね。

1941年は閏月がある年です。1940年の図と見比べてみてください。


1941年の暦の図


誕生日

旧暦のことを考えると「誕生日」という言葉は、実は定義が難しいものなのかもしれないと思いました。

今まで誕生日というと「生まれた当日の日付(生年月日)」であるとともに「翌年以降の毎年の同じ日付」を表す言葉だと思っていました。

でも、生まれた翌年以降の毎年の同じ日付が誕生日になるのは、私たちが使用している暦が太陽暦だからなんですね。


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