【図解】太陰暦|2030年のラマダン月は2回ある!?それはいつ?《暦を描く》

2030年の太陰暦

2030年の純粋太陰暦(ヒジュラ暦・イスラム暦)と太陰太陽暦(旧暦)を図解しました。

ヒジュラ暦の第9月は、ラマダン月(断食月)です。

この月は、旧暦では何月にあたるのでしょうか。

2つの月の暦をご覧になり「太陰暦のしくみ」を視覚的に捉えてみてください。


2030年のラマダン月はいつ?

2030年のラマダンは、1月5日頃〜2月3日頃と推定されます。

また、この年は12月25日頃から年内2度目のラマダン月が訪れます。

いずれも翌月(第10月)は、断食明けを祝うお祭り「イード・アル=フィトル」が行われます。


ヒジュラ暦(純粋太陰暦)の図

ヒジュラ暦を二十四節気上に図解してみました。

ラマダン月である第9月を黄色、第10月を太字で表示しています。

そして、二十四節気の小寒の約5日前に赤い線を引きました。

この位置が新暦(グレゴリオ暦)の1月1日(元日)です。


旧暦(太陰太陽暦)

ラマダン月と旧暦(太陰太陽暦)を照らし合わせてみましょう。



1度目のラマダン月は、2029年の旧暦12月にあたります。

2度目のラマダン月は、2030年の旧暦12月にあたります。



2030年のラマダン月は、旧暦12月「師走」にあたるということがわかりますね。

和風月名の「師走」は、本来は旧暦12月の異称です。

旧暦にご興味のある方は、よろしければ以下の記事も合わせてご覧ください。

【図解】旧暦12月「師走(しわす)」はいつ?《旧暦を描く》


ラマダン月の季節

2030年の1度目のラマダン月は、二十四節気の「小寒」の頃から「大寒」を経て「立春」の頃までです。2度目のラマダン月は、「冬至」の頃から「小寒」を経て「大寒」の頃までです。

暦の上では冬ですね。

では、翌年以降はどうでしょうか。

純粋太陰暦は、閏月を設けずに1朔望月を12ヶ月ひたすらに繰り返す暦です。

したがって、ラマダン月は年々徐々に季節が前倒しになっていくのです。


こちらの記事では、2023年から2034年までのラマダン月を一覧表示しています。

ラマダン月の季節が徐々に変わっていくのを視覚的に捉えることができると思います。

ご興味のある方は、よかったらご覧になってみてください。

【図解】純粋太陰暦|ラマダン月(断食月)はいつ?《暦を描く》


その他の年のラマダン

【図解】太陰暦|2024年のラマダン月はいつ?《暦を描く》


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【図解】太陰暦|2029年のラマダン月はいつ?《暦を描く》


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【図解】太陰暦|2034年のラマダン月はいつ?《暦を描く》


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