【六十干支】干支番号|西暦から年の「干支」を求める、その計算方法とは?
六十干支
干支とは、十干十二支であり、十干(甲、乙、丙、丁、戊、己、庚、辛、壬、癸)と十二支(子、丑、寅、卯、辰、巳、午、未、申、酉、戌、亥)のそれぞれ陰陽を同じくするもの同士を組み合わせたものです。
全部で60通りあるので、六十干支といいます。
干支番号
干支番号とは、六十干支につけられた1から60までの番号のことです。
上の図と下の表は、本来の五行の色とは異なりますが、五行に近い配色で六十干支に色を付けたものです。
西暦から年の干支を求める方法
西暦の数字から、年の干支を計算で求めることができます。
計算は、引き算と割り算を使います。
割り算で出た「余りの数」が「干支番号」になります。
計算方法は、以下の通りです。
(西暦 − 3)÷ 60
西暦から3を引いて、60で割った「余りの数」が「干支番号」になるということです。
「余りの数」というのを忘れないでくださいね。
ちなみに、まず西暦を60で割ってその余りの数から3を引いてもよいです。
私は、西暦から3を引いて60で割った「余りの数」がそのまま「干支番号」になると覚えています。
【例】
1940年の干支を求めたい場合
(1940 − 3)÷ 60 = 32 余り 17
余りの数が「17」なので「庚辰」
よって、1940年は庚辰年です。
もしも、余りが0になったら干支番号60の癸亥になります。
例えば、1983年は、(1983−3)÷60=33余り0になるので癸亥年です。
以下、1940年〜2029年の年の干支番号を記載しました。
干支は、年だけではなく月、日、時刻も表します。
リンク先の記事では、それぞれの年の日の干支を記載しています。
よかったら、合わせてご覧ください。
1940年代
1940年=17:庚辰年
1941年=18:辛巳年
1942年=19:壬午年
1943年=20:癸未年
1944年=21:甲申年
1945年=22:乙酉年
1946年=23:丙戌年
1947年=24:丁亥年
1948年=25:戊子年
1949年=26:己丑年
1950年代
1950年=27:庚寅年
1951年=28:辛卯年
1952年=29:壬辰年
1953年=30:癸巳年
1954年=31:甲午年
1955年=32:乙未年
1956年=33:丙申年
1957年=34:丁酉年
1958年=35:戊戌年
1959年=36:己亥年
1960年代
1960年=37:庚子年
1961年=38:辛丑年
1962年=39:壬寅年
1963年=40:癸卯年
1964年=41:甲辰年
1965年=42:乙巳年
1966年=43:丙午年
1967年=44:丁未年
1968年=45:戊申年
1969年=46:己酉年
1970年代
1970年=47:庚戌年
1971年=48:辛亥年
1972年=49:壬子年
1973年=50:癸丑年
1974年=51:甲寅年
1975年=52:乙卯年
1976年=53:丙辰年
1977年=54:丁巳年
1978年=55:戊午年
1979年=56:己未年
1980年代
1980年=57:庚申年
1981年=58:辛酉年
1982年=59:壬戌年
1983年=60:癸亥年
1984年=1:甲子年
1985年=2:乙丑年
1986年=3:丙寅年
1987年=4:丁卯年
1988年=5:戊辰年
1989年=6:己巳年
1990年代
1990年=7:庚午年
1991年=8:辛未年
1992年=9:壬申年
1993年=10:癸酉年
1994年=11:甲戌年
1995年=12:乙亥年
1996年=13:丙子年
1997年=14:丁丑年
1998年=15:戊寅年
1999年=16:己卯年
2000年代
2000年=17:庚辰年
2001年=18:辛巳年
2002年=19:壬午年
2003年=20:癸未年
2004年=21:甲申年
2005年=22:乙酉年
2006年=23:丙戌年
2007年=24:丁亥年
2008年=25:戊子年
2009年=26:己丑年
2010年代
2010年=27:庚寅年
2011年=28:辛卯年
2012年=29:壬辰年
2013年=30:癸巳年
2014年=31:甲午年
2015年=32:乙未年
2016年=33:丙申年
2017年=34:丁酉年
2018年=35:戊戌年
2019年=36:己亥年
2020年代
2020年=37:庚子年
2021年=38:辛丑年
2022年=39:壬寅年
2023年=40:癸卯年
2024年=41:甲辰年
2025年=42:乙巳年
2026年=43:丙午年
2027年=44:丁未年
2028年=45:戊申年
2029年=46:己酉年
年の始まり
元日に届く年賀状には、既に新しい干支のイラストが印刷されているので、普通は年の干支の変わり目は、グレゴリオ暦の1月1日だと認識している人が多いと思いますが、占いをする人はそのように認識していないことをご存知ですか?
現行の暦であるグレゴリオ暦では、1月1日をもって年が変わり干支も変わるとされていますが、旧暦時代には年の境い目は立春などとされていました。
普段はグレゴリオ暦の1月1日をもって干支が変わると認識していても問題ないと思いますが、四柱推命や算命学をする場合は注意が必要です。
流派等にもより、諸説ありますが、一般的な四柱推命では立春から年の干支が変わるとされています。
立春とは、グレゴリオ暦では毎年2月4日頃にあたります。
四柱推命の命式を見ると、1月1日から立春前日の節分(2月3日頃)までに生まれた人は、前年の干支になっているのが分かると思います。
余り計算機
余談ですが、「余り計算機」というものがあるのをご存知ですか?
普通の計算機では余りの数は分かりませんが、カシオの「余り計算機」では余りの数が表示されます。
年の干支を求めるためにわざわざ使う人はいないと思いますが、編み物をする人や薬の調剤をする薬剤師さんなどは、余りの数が表示される計算機を使う機会があるそうです。
ちょっと便利な余り計算電卓 CASIO
また、こちらのサイトでも余りの計算ができます。
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このブログでは、暦と占いに関する記事を投稿しています。
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最後までお読みいただきまして、どうもありがとうございました。
今日も良い一日をお過ごしください。