【図解】旧暦10月「神無月(かんなづき)」はいつ?《旧暦スライドショー》
神無月
和風月名である神無月(かんなづき)は、もともとは旧暦10月の異称です。
日本における旧暦は太陰太陽暦であり、月の満ち欠けの周期でひと月を数えながらも季節とのズレが大きくなり過ぎないよう、二十四節気を基に時々閏月を設ける暦です。
閏月の設け方は、二十四節気の中気がポイントになっています。
旧暦10月は、二十四節気の中気の一つである小雪をほぼ含みながら、グレゴリオ暦(新暦・太陽暦)の10月下旬から12月中旬頃までの範囲を揺れ動いています。
小雪は、毎年グレゴリオ暦の11月22日頃です。
グレゴリオ暦の11月は、二十四節気の立冬の約6日前から大雪の約7日前までにあたります。
文字で説明しても分かりづらいと思うので、2023年から2029年までの7年分の旧暦のあり方を図解しました。
神無月の時期を視覚的に捉えてみてください。
2023年の神無月(旧暦10月)
旧暦:10月1日〜10月30日(大の月)
新暦:11月13日〜12月12日
2024年の神無月(旧暦10月)
旧暦:10月1日〜10月30日(大の月)
新暦:11月1日〜11月30日
2025年の神無月(旧暦10月)
旧暦:10月1日〜10月30日(大の月)
新暦:11月20日〜12月19日
2026年の神無月(旧暦10月)
旧暦:10月1日〜10月30日(大の月)
新暦:11月9日〜12月8日
2027年の神無月(旧暦10月)
旧暦:10月1日〜10月30日(大の月)
新暦:10月29日〜11月27日
2028年の神無月(旧暦10月)
旧暦:10月1日〜10月30日(大の月)
新暦:11月16日〜12月15日
2029年の神無月(旧暦10月)
旧暦:10月1日〜10月29日(小の月)
新暦:11月6日〜12月4日
図にすることより、旧暦のしくみや旧暦の毎年の変化、そして神無月(旧暦10月)の時期を視覚的に捉えてご確認いただけたでしょうか。
太陰太陽暦のしくみ
太陰太陽暦のしくみをより視覚的に捉えていただけるよう動画を作ってみました。
旧暦10月に注目して、本来の神無月のあり方や季節感をご覧になってみてください。
太陰太陽暦のしくみ《旧暦スライドショー》lunisolar calendar 1940-1949
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