【図解】旧暦2月「如月(きさらぎ)」はいつ?《旧暦スライドショー》
如月
和風月名である如月(きさらぎ)は、もともとは旧暦2月の異称です。
日本における旧暦は太陰太陽暦であり、月の満ち欠けの周期でひと月を数えながらも季節とのズレが大きくなり過ぎないよう二十四節気を基に時々閏月を設ける暦です。
閏月の設け方は、二十四節気の中気がポイントになっています。
旧暦2月は、旧暦の置閏法に則り二十四節気の中気の一つである春分を必ず含みながら、グレゴリオ暦(新暦・太陽暦)における2月下旬から4月中旬頃までの範囲を揺れ動いています。
春分は、グレゴリオ暦では毎年3月21日頃です。
グレゴリオ暦の3月は、二十四節気の啓蟄の約4日前から清明の約5日前までにあたります。
文字で説明しても分かりづらいと思うので、2023年から2029年までの7年分の旧暦のあり方を図解しました。
如月の時期を視覚的に捉えてみてください。
2023年の如月(旧暦2月)
2023年の旧暦2月は30日まである大の月です。
グレゴリオ暦では、2月20日から3月21日までにあたります。
2023年は閏月が入り、旧暦2月の翌月は閏2月になります。
閏2月は小の月で、グレゴリオ暦では3月22日から4月19日までにあたります。
2024年の如月(旧暦2月)
旧暦:2月1日〜2月30日(大の月)
新暦:3月10日〜4月8日
2025年の如月(旧暦2月)
旧暦:2月1日〜29日(小の月)
新暦:2月28日〜3月28日
2026年の如月(旧暦2月)
旧暦:2月1日〜2月29日(小の月)
新暦:3月19日〜4月16日
2027年の如月(旧暦2月)
旧暦:2月1日〜2月30日(大の月)
新暦:3月8日〜4月6日
2028年の如月(旧暦2月)
旧暦:2月1日〜2月30日(大の月)
新暦:2月25日〜3月25日
2029年の如月(旧暦2月)
旧暦:2月1日〜2月30日(大の月)
新暦:3月15日〜4月13日
図にすることにより、旧暦のしくみや旧暦の毎年の変化、そして如月(旧暦2月)の時期を視覚的に捉えてご確認いただけたでしょうか。
太陰太陽暦のしくみ
太陰太陽暦のしくみをより視覚的に捉えていただけるよう動画を作ってみました。
旧暦2月に注目して本来の如月のあり方や季節感をご覧になってみてください。
太陰太陽暦のしくみ《旧暦スライドショー》lunisolar calendar 1950-1959
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