【図解】旧暦9月「長月(ながつき)」はいつ?《旧暦スライドショー》
長月
和風月名である長月(ながつき)は、もともとは旧暦9月の異称です。
日本における旧暦は太陰太陽暦であり、月の満ち欠けの周期でひと月を数えながらも季節とのズレが大きくなり過ぎないよう二十四節気を基に時々閏月を設ける暦です。
閏月の設け方は、二十四節気の中気がポイントになっています。
旧暦9月は、二十四節気の中気の一つである霜降をほぼ含みながら、グレゴリオ暦(新暦・太陽暦)の9月下旬から11月中旬頃までの範囲を揺れ動いています。
霜降は、毎年グレゴリオ暦の10月23日頃です。
グレゴリオ暦の10月は、寒露の約8日前から立冬の約7日前までにあたります。
文字で説明しても分かりづらいと思うので、2023年から2029年までの7年分の旧暦のあり方を図解しました。
長月の時期を視覚的に捉えてみてください。
2023年の長月(旧暦9月)
旧暦:9月1日〜9月29日(小の月)
新暦:10月15日〜11月12日
2024年の長月(旧暦9月)
旧暦:9月1日〜9月29日(小の月)
新暦:10月3日〜10月31日
2025年の長月(旧暦9月)
旧暦:9月1日〜9月30日(大の月)
新暦:10月21日〜11月19日
2026年の長月(旧暦9月)
旧暦:9月1日〜9月29日(小の月)
新暦:10月11日〜11月8日
2027年の長月(旧暦9月)
旧暦:9月1日〜9月29日(小の月)
新暦:9月30日〜10月28日
2028年の長月(旧暦9月)
旧暦:9月1日〜9月29日(小の月)
新暦:10月18日〜11月15日
2029年の長月(旧暦9月)
旧暦:9月1日〜9月29日(小の月)
新暦:10月8日〜11月5日
図にすることにより、旧暦のしくみや旧暦の毎年の変化、そして長月(旧暦9月)の時期を視覚的に捉えてご確認いただけたでしょうか。
太陰太陽暦のしくみ
太陰太陽暦のしくみをより視覚的に捉えていただけるよう動画を作ってみました。
旧暦9月に注目して、本来の長月のあり方や季節感をご覧になってみてください。
太陰太陽暦のしくみ《旧暦スライドショー》lunisolar calendar 2020-2029
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